藤本家は大正5年に「オブラート」を発明し、特許を取得した、藤本吉二の実家です。
吉二がおかゆを焚くときの吹きこぼれからヒントを得て、当時苦い粉薬が嫌いだった本人が考案しました。
その発明により、当時日本中の多くの人たちがその毎日の苦痛から救われました。
小さな発明ですが、吉二は弱い者の味方でした。
昭和の初めの子供たちの遊びに「おはじき」がありました。ガラスでできたものが主流で、小さな子供が間違って口に入れるということが稀にあったようです。
吉二は2つ目の発明をします。でんぷんでおはじきを作ったのです。幼い子がまちがって食べても大丈夫、安全で子供にやさしいお花の形をしたおはじきにしました。“花はじき”と命名しました。
子供たちは夢中で色とりどりの花のおはじきで遊んだそうです。子供たちが楽しみながら数字の勉強ができるようにと数字の形をしたビスケットを考案したのも吉二です。
吉二は子供の味方でした。
「 . 」ドット。日本語に「どっと集まる」という言葉があります。
吉二が町の味方の発明家であったように、F.は町のコミュニティーになりたいと思っています。多くの方々に気軽にお立ちよりいただきたいと思っています。
お客様とお店スタッフ・お客様とお客様、コーヒーをご縁に会話の弾む場所と時間を提供してしたいと思っています。
教育は100年の計という言葉があります。ゆっくりした時間を過ごし、余暇を楽しむという「習慣づくり」もそのようなものでしょうか。
コーヒータイムをゆっくり楽しむという習慣づくりが、100年後の未来にも心のゆとり・豊かなライフスタイルの一つとなって、つながればと考えます。
F.は今、ここから始めます。
皆様の現在・そして未来の幸せを願って。
Mail:f.spcoffee@gmail.com